旬の野菜たっぷりのおもてなし膳「かつお節で作る 和風バーニャカウダ」

お洒落なカフェやバーのメニューでよく見かけるようになった「バーニャカウダ」。イタリア北部、ピエモンテ州の代表的な郷土料理で、「バーニャ」は「ソース」、「カウダ」は「熱い」という意味。小鍋で温められた熱々のソースに野菜をディップしながらいただく料理です。オリーブオイルにニンニクやアンチョビを加えて煮込むのが定番のソース。そこに日本の伝統保存食品「かつお節」をプラスして、ぐっと和テイストに仕上げました。
温めながらはもちろん、冷やしても美味しくいただけます。色とりどりの旬の野菜と和風バーニャカウダを一皿に盛りつけたおもてなし膳。一味違うソースは秘密にしてサプライズ。お客様の笑顔に出会えるハズです。

【材料:作りやすい分量】
かつお節       10g
ニンニク       2片
アンチョビ      80g
無塩バター      20g
オリーブオイル    150㏄
お好みの旬の野菜   適量

【作り方】
1.ニンニクは縦半分に切り、芽があれば取っておく。
2.鍋に1.のニンニク、アンチョビ、無塩バター、オリーブオイルを入れ中火にかけ、
ふつふつしてきたら弱火にし、ニンニクがやわらかくなるまで煮る。
3.ニンニクがやわらなくなったら火を止め、かつお節を加え、混ぜ合わせる。
4.粗熱がとれたらミキサーにかけ撹拌すれば、バーニャカウダの完成。
5.お好みの旬の野菜を彩りよく盛り、4.につけて食す。
*かつお節を入れるのは火を止めてから。その方が風味良く仕上がります。
*密封容器に入れて冷蔵庫で2週間ほど保存可能です。

 

Profile
家庭料理研究家
ベジタブル&フルーツアドバイザー
豆腐マイスター
かとうあやこ

日本大学芸術学部卒業後、大手広告代理店にてCMディレクター等を経て、世界のおもてなし料理を学び、レシピクリエイターに。多種企業の会報誌・WEB等にレシピと料理コラムを提供するほか、食品メーカーのレシピ開発も手掛ける。

archives