沖縄本島には伝統的な文化・背景を持ったパワースポットがたくさんあり、
多くの観光客が訪れています。
そして、「沖縄美ら海水族館」のある沖縄本島北部にも、
自然のパワーや神聖な空気が感じられる人気のパワースポットがあり、
その場所でしか体験することができない感動があります。
そんな沖縄本島北部で出会える、とっておきパワースポットをご紹介しましょう。
日々の疲れを癒やす「パワースポット巡りの旅」に出かけてみてはいかがでしょうか。
本島から全長2kmの古宇利大橋を渡ってくるまでも行ける古宇利島は「恋島」とも呼ばれ、昔、浜に落ちてきた男女の子供が琉球人の祖になったという、まさに沖縄版アダムとイブの神話が伝わっています。島の北側にあるテーヌ浜には、恋愛のパワ―スポットとして大人気の場所があり、それが干潮時のみ見ることができる二つの岩が重なってハート型に見える「ハートロック」です。真っ青な空と海に囲まれているハートロックの見る場所を替えて眺めると、岩と岩の間に空いたスキマがハート形に見え、この方法で出来るハートは逆向きなので逆ハートと呼ばれています。
祖神アマミキヨにより、沖縄で古来より聖地とされるのが「大石林山」です。本島最北端にある日本唯一の熱帯カルストで、約10mもの石灰岩の塔がそびえ立つ姿は圧巻のひと言。2億年前の石灰岩が長い年月、雨水などにより侵食されてできた地形で、他では見ることのできない大自然の神秘に満ちた世界です。太古のパワーに満ちたこの山々には、散策コースが4つありそれぞれに特徴のある景観が楽しめます。潜り抜けると生まれ変われる「輪廻生まれ変わりの石」や最もパワーが集中している「悟空岩」、特別な力を持つという巨大なガジュマルの木などが人気のスポットです。
沖縄本島からフェリーで30分、日帰りでも気軽に行ける離島として人気の伊江島にはパワースポットが点在しています。島のシンボルで「城山（タッチュー）」は、古くから神聖な山として信仰の対象で、中腹にある御嶽は航海の安全や豊作などを祈願する拝所になっています。また、山頂からの眺望は360度広がるパノラマの絶景でお薦めです。島の南西部にあるのが地元で大切な聖地で子宝祈願でも有名な「ニヤティヤ洞」。洞窟内にある「力石」は、子宝に恵まれない女性が持ち上げると願いが叶うと伝わっています。洞窟内には「隠れハート」もあるので探してみてください。
沖縄美ら海水族館の近くで沖縄の原風景が残る「備瀬のフクギ並木」は、濃い緑の葉が作り出す木陰の並木道が気持ちよく、癒しを求めて多くの人が訪れるパワースポットです。樹齢300年以上の古木もあるフクギ並木は、防風林として台風から集落を守り続けてきました。フクギは漢字で「福木」と書き、幸福を招く木とも言われています。備瀬にあるもうひとつのパワースポットが、場所がわかりづらく呼ばれた人しか辿り着けないという「備瀬のワルミ」。神が降り立った場所とされ、またウミガメの産卵地でもあり、巨大な岩の割れ目の神秘的な光景が見られる場所です。
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