沖縄 首里城周辺 パワースポット巡り vol.2 Around the power spot in Okinawa Shuri Castle

沖縄観光ではずせないスポットの「首里城」。
実は沖縄屈指ともいわれる、パワースポットが集中する場所です。
現在では周辺の史跡を含め「首里城公園」として観光整備されていますが、
いにしえより語り継がれた、霊力が込められた場所が点在しているのです。
沖縄で城(ぐすく)は、「祈りの場」でもあり、
首里城はその重要な役割を担っていた中枢でした。
首里城周辺の運気が上がるパワースポットをご紹介いたします。

SPOT1 琉球有数の聖域 首里城 Shuri Castle

琉球王国時代に政治や文化の中心だった首里城。琉球風水により建てられた祈りの場でもあります。王国では島の繁栄と人々の安寧を願い、様々な儀式を御嶽(うたき)と呼ばれる聖域で執り行っていました。沖縄には今も多数の御嶽が存在し、人々に崇められています。首里城は「十嶽(とたけ)」といわれる10か所の御嶽を中心に形成されたと考えられており、特に「首里森御嶽(すいむいうたき)」は、天上の神が最初に降り立ったとされる場所で、十嶽のうちで最も重要とされている聖域。首里城における力の源を秘めた強いエネルギーのある場所です。

SPOT2 首里金城町石畳道と大アカギ Shuri kinjo town

「金城町石畳」は16世紀に首里城から那覇港へ通じる主要道路として整備された琉球石灰岩の石畳道。現存している約300mの石畳が16世紀の面影と、栄えていた首里の街を感じさせてくれます。その先を進むと現れる、推定樹齢300年の「大アカギ」。根元には自然にできた祠がある神々しい大木で、旧暦6月15日に神が降りてきて願い事を叶えてくれたという言い伝えがあります。年にひとつだけ願い事を話してみてください。そして、祠を覗いてみてください。考える力が授かると言われています。石畳から大アカギ、神聖な雰囲気に包まれたエリアです。

SPOT3 琉球王家の陵墓 玉陵 Tamaudun

首里城から歩いて10分程の場所にある「玉陵(たまうどぅん)」は、世界遺産に登録されている琉球王国第二尚氏王統歴代の陵墓。1501年、三代目の王、尚真(しょう・しん)が創建したと伝えられています。周囲は石垣で囲まれ、墓室は東西に連なる自然の岸壁に穴を開け、連続した3つの室が造られ、東室は洗骨後の王と王妃の遺骨を、中室は洗骨までの遺体を、西室にはその他の家族の遺骨を安置しました。外見は木造建築を模し、棟には尚家の家紋等が彫り込まれています。静かな空間で、歴史の重みを感じることのできる厳かなパワーに満ちたスポットです。

SPOT4 沖縄総鎮守 波上宮 Naminoue shrine

遥か昔、沖縄では水平線の彼方に存在する海神の国「ニライカナイ」の神々に海の安全や豊漁、豊穣を祈願してきました。その祈りの聖域のひとつが「波上宮(なみのうえぐう)」。「波の上ビーチ」の崖の上、海の彼方を見渡すように立っています。琉球王国においても特別の扱いを受け、「琉球八社」の中で最上位の沖縄総鎮守。本殿の両側には狛犬ではなくシーサーが見守り、本殿には赤瓦、ヤシの木が生い茂る沖縄らしい神社で、地元の人々からは「なんみんさん」の愛称で親しまれています。手や口を清め、二拝二拍手一拝。心洗われる癒しのスポットです。

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